雁屋哲の今日もまた

2008-04-06

ターキッシュ・ブレッド・サンドイッチ

〈「子育て記」に「長い前書き その2」を掲載しました〉

 この、日記の最初の回に「人の悪口を言わないようにしよう」と書いたら、小学校の同級生の一人から、「批判をしないあなたはワサビ抜きのお寿司みたい」と言われた。彼女は、あだ名が「級長さん」。ずっと成績優等で真面目で、私など余りに不真面目で乱暴なので、ある時、目に涙をためた彼女に「どうして、戸塚君はそんなことをするの」と怒られて、しょぼんとしたことがある。(私の本名は、戸塚と言います)私を含めて、私達小学校の同級生は、皆、彼女に頭が上がらない。彼女が最近になって「私は、小学校の遠足の時なんか楽しい思いは全然出来なかったのよ」と言ったので、同級生みんなが驚いた。彼女が言うのに、遠足に行って、現地解散をする。その時に人数をきちんと数えておく。帰る時に集合する際に人数を数え直す。大抵、数人足りない。そこで探し回って、集める。人数が揃ったところで担任に報告して帰途につく。「みんな、勝手に動き回るから、それを見張ってまとめるだけで私は神経を使って、楽しむどころじゃなかったのよ」
 六十を過ぎてそんなことを言われて、一同、ああ、「級長さん」には悪いことをしたと、シュンとなった。
 その級長さんの御言葉どおり、私が、何か社会批判をしないのは自分でも物足りないと思うが、鋭い社会批判をしているブログは沢山あるし、私は、「美味しんぼ塾」の中で結構きついことを言ったりしているので、この日記では、当分の間(あくまでも、当分、です。いつ爆発するか分からない。そりゃ、今の日本の社会について何も言わないなんて、それも不自然だもの)楽しい気分で行きたいと思います。でも、批判はするけれど、読む人が気分を悪くするような悪口じみたことは、今までも書いたことはないし、これからも書きません。

 昨日、私の昼食は基本的に麺類と書いたが、勿論、他の物も食べる。麺類が多いだけだ。
 オーストラリアには中近東からの移民も多いので、ターキッシュ・ブレッド、はあちこちで売っている。本場のトルコには様々な形態のパンがあるようだが、こちらで、ターキッシュ・ブレッドというと、平べったくて大きいパンである。
 それを、油揚げを開く要領で開いてサンドイッチを作る。
 このサンドイッチが、我が家の昼食の定番の一つである。

ターキッシュ・ブレッド・サンドイッチ

 パンにはゴマなどがまぶしてあって、香ばしくて美味しい。
 中身は、ルッコラ(ロケット)、生のマッシュルーム、セミ・ドライ・サン・ドライド・トマト、レッグハム、ブリー・チーズ、などである。

サンドイッチの中身1 サンドイッチの中身2

 問題は、このレッグハムで、日本ではどうしても手に入らない。生ハムではない。欧米で普通にハムというとこれが出て来る。ところが日本でハムというと、プレス・ハムか、ロースハムである。どちらも、煮豚のような物で、この新鮮な美味しさがない。どうして、この普通に欧米で手に入るハムが日本にはないのだろう。逆に、日本のロースハムみたいな物は、少なくともオーストラリアではお目にかかれない。

充実しています

 こうしてみると、中身が充実しているのがお分かり頂けるでしょう。このサンドイッチ一つで、午後中、腹は持ちます。

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雁屋 哲

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