親指シフト
前回取り上げた、iPhone Xの顔認証の件ですが、同じような報告がネットにはかなりの数出ていました。
驚いたのは、母親と息子の顔を同一人物と認証してロックを解除したという件です。
ことが、セキュリティの問題なので、これはアップルの失態でしょうね。
それにしても、iPhone が世に出てからわずか10年。この間の社会に与えたiPhoneの影響の大きさはすさまじい物です。
ジョブスは世界を変えました。何十年に一人の天才なのでしょうね。
かつて、ソニーがアップルを買収するなどという噂もありましたが、今となっては大笑いですね。
アップルがソニーを買収するんじゃないかな。いや、ソニーにはそんな価値はもうないか。
ところで、私はコンピューターで文章を書くときに、親指シフトという入力方法を用いています。
しかも、OS9以上では動かない「たまづさ」というワードプロセッサーを使っているので、原稿を書くために、アップルのG5を4台確保して、それぞれにOS10.4をいれ、クラシック環境でOS9を立ち上げています。
その際に使うのが、Reudと言う会社が作った、Rboard Pro for Macという親指入力専門のキーボードで、この、G5, OS10.4, クラシック環境、「たまづさ」、「親指入力」と言う組み合わせがないと、私は、長文の入力ができないのです。
いま、この文章は、OS10.10.4でアップルのキーボードでローマ字入力で書いています。
この、ブログの文章程度なら、ローマ字入力でもまかなえますが、長文となると、親指入力でないとつらい。
その頼みの、Rboardが一週間ほど前に壊れてしまったのです。
予備が手元に届くのが10日ほど先のことになります。
そこであわてて、Rboard なしで、親指入力が出来ない物かとネットを探し回ったら、OyaConvと言う物を見つけました。
(http://oyaconv.jp)
これは説明によれば、OSにもプラットフォームにも依存しないということで、iPhoneや、iPadにも使えるという便利さ。
早速購入の手続きをしました。
さて、一体上手く行くのかどうか心配ですが、「親指シフト」などという特殊な入力方法で物を書く人間のためにこんな機会を作ってくれる人がいるとは夢のようです。
親指シフトをするためには、「NikolaK Pro」と言う物もあります。
これも私は、購入しました。
富士通の親指シフトキーボードFKB-7628-801をアップルでも使えるようにするという、優れものです。
どうしても私は、親指シフトで入力したいのです。
私は原稿はペンでも書きます。
そのために万年筆は50本以上持っています。
原稿用紙は、「ますや」に私ごのみのマス目の原稿用紙を作って貰っています。
ろくでもない物を書くのに道具に凝ってどうする、と嘲笑されるかと思いますが、物を書くのも道具を選ぶのも私の楽しみなので、仕方がないことですよ。
楽しくなければ、物を書くような辛気くさいことしませんよ。
OyaConvの高橋さん、
トリニティーワークスの国府田さん、
助けて頂いて感謝します。親指シフトを、Rboardがなくても出来そうです。
でも、本当はRboard Proが欲しいんですけれどね。
Fujitsuのキーボードでは、入力中の1語抹消が上手く行かなくて、大変に困ります。
何とか出来ると言うことと、快適に出来ると言うこととは違うんです。
どなたか譲ってくれないかな。