またまたお詫び
昨日、読者の方から、「まさかの福沢諭吉」の誤植のご指摘を受けました。
下巻、302ページ最初のコマの中で、「独立自尊」が「独立自存」になっている個所があるというご指摘です。
慌てて調べてみて、あきれました、「独立自尊」と書いてあるとなりの行に「独立自存」とあるではありませんか。
あれだけ、校正をきちんとしたはずなのに、どうしてこんなことを見のがしたのか。
誠にお恥ずかしく、読者の皆様に心からお詫びします。
増刷が出来るようであれば、第2刷から訂正します。
ご指摘下さった方に、心からお礼とお詫びを申しあげます。
まだ他にもあるかと思うと、怖くなってきました。
何か見つけられた方は是非ご指摘下さい。
論語に「後生畏るべし」という言葉があります。その意味は、「後輩の人は、年も若く気力も強いから、努力して学問を積めば、その進歩はおそるべきものである。(漢字源)」という物ですが、これを校閲(文章の点検、校正)を仕事にしている人が「校正畏るべし」と書いて、校正の難しさを語っているのを読んだことがあります。
校閲を専門にしている人でも、誤植を見のがすことがあると言います。
私も今回、その言葉が身にしみました。