雁屋哲の今日もまた

2008-09-14

驚くべき進歩

 ここ数日、急速にリハビリテーションの効果が表れてきたようで、自分でも驚くほどの進歩だ。
 今日は、雨降りなので、屋内の廊下40往復1440メートルを歩いたが、最初の内、殆ど痛みを感じないのだ。
 25往復目くらいから痛みを感じ始めたが、今までの厳しい痛みとはまるで違う。
 問題なく我慢できる痛みなのだ。
 これが本物なら、有り難い。
 杖もつかずに、20メートルくらいなら歩けるようにもなった。
 ちょっと信じられないくらいの進歩だ。
 自分の仕事部屋の中では、杖を使わずに動き回れる。
 こいつは嬉しい。
 このまま、進んでいってくれたら、大丈夫だ。

 保険会社から、リハビリテーションは今月から、週一回五時間のコースを受けろと言ってきた。午前中から病院に行って午後までかかる。
 そんなことはとても出来ないので、保険会社とは関係なく、自費でハイドロ・セラピーだけを週二回受けるようにした。
 病院の受付の女性は、一日五時間のコースを保険会社が言って来るのは、嫌気がさしてやめることを狙ってのことだ。私が断ったので、保険会社はお金を払わないですむ。保険会社の企みは上手く行った、と言った。口惜しいがその通りだ。
 フィジオ・セラピーを受けなくなったので、フィジオ・セラピストの若い女性たちと会う機会がなくなった。
 どうも、プールで、老人の煮込み鍋ばかりで、若い女性に会う機会がなくなったのは淋しい。
 しかし、フィジオ・セラピーはもはや、卒業の時期なので、仕方がない。
 それだけ、私の回復が進んだと言うことで、いつまでもフィジオ・セラピストの厄介になっているようでは困る。

 シドニーも大分春らしくなってきた。
 梅、杏、の花は終わり、藤が咲き始めた。
 近くの公園に、見事な藤のトンネルを造っているところがあるので、こんど写真を写してご覧に入れよう。
 だが、藤の花の香りは強いね。
 ちょっと強すぎる感じがする。
 私はフリージアの様な香りの方が好きだ。

 日本は相変わらず、ごたごたしていますなあ。
 自民党も末期的な症状を呈していますね。
 福田さんのことを、首相の座を放り出したと言って、みんな悪く言うけれど、安倍前首相の後、誰が引き継いでも上手く行くはずがない。
 福田さんは悪い人ではなかったと思う。むしろ、人が良すぎたのではないだろうか。私自身、良い感じを抱いていた。
 今度の五人の総裁候補の顔を見ていて、私は、なにかとても不吉な予感がする。
 誰が総裁になるか分からないが、今度総裁になった人は・・・・・・・
 と言うことになるのではないか。(とても不吉で・・・・・の個所ははっきり書けません)

 さて、そろそろ、「日記」を再開するかな。
「嫌韓・嫌中」を書かないと。

雁屋 哲

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シドニー子育て記 シュタイナー教育との出会い
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