120メートルで、くたばった
どうも、今日はリハビリに力を入れすぎた。
いよいよ、本格的に杖一本だけで歩く運動を開始した。
ベランダの直線距離12メートルを5往復した。
合計で、たった120メートル程度だが、これがえらく長い距離に感じた。
体重を右脚に掛けると、右の脛に痛みが走る。
その痛みは、鋭い刃物で突き刺されるような厳しさで、最初の一歩を踏み出すのに、私のような生まれつきの弱虫には、大変な勇気が必要だ。
12メートル歩いて、そこで振り返って逆方向に歩き出すときに、もう、やめておこう、と言う弱気が襲ってきて、体が押しつぶされそうになる。
しかし、ここでやめたら、いつまでたっても歩けるようにならない。
とにかく、あと12メートル、と自分に鞭打って、一歩ごとに、胸の中でひいひい悲鳴を上げながら、反対方向に歩き始める。
それを5回繰返して、へとへとになった。
最初から余りやりすぎても、よろしくないだろうと、言い訳を作って、5往復で今日は止めにした。
終わって、書斎に戻ってきて、コンピューターの前に向かって座ったが、わずか120メートルで、精根尽き果ててしまっているのが分かった。
痛み止めのせいかもしれないが、腕の肘から下、特に手首に力が入らない。
キーボードを打っても、ミス・タッチばかり。
これでは仕事にならない。
しょっちゅうお休みして格好悪い話だが、仕方がない。
今日も、格好悪く、お休みにします。
明日は、何とか・・・・・・