「シー・シェパード」のテロとオーストラリア政府を許すな
「シー・シェパード」はテロリストだ。
信じられないような犯罪を、また、「シー・シェパード」がやってのけた。
まず、2009年2月5日の読売新聞、ネット版の記事を引用させていただく。
シー・シェパードが調査捕鯨妨害、異臭液体入り瓶を投げる
水産庁は5日、反捕鯨団体「シー・シェパード」が、南極海で活動中の日本の調査捕鯨船団に対し、異臭を発する液体の入った瓶を投げつけるなどの妨害活動を行ったと発表した。
妨害を受けたのは、調査捕鯨船「勇新丸」(720トン)など3隻。日本時間の5日、約4時間にわたり、同団体の抗議船から離陸したヘリコプターや同船から降ろされたゴムボート2隻が接近し、勇新丸などに信号弾のようなものを数回発射したり、瓶を投げつけたりした。
「第3勇新丸」(742トン)のスクリューに、投げ入れられたロープが一時絡まったが、航行には影響はないという。3隻の乗組員にけがはなかった。
(2009年2月5日20時07分 読売新聞)
事態は更にひどくなった。
以下のヤフーの記事をご覧ください。
もう、こうなると、「シー・シェパード」は海賊を通り越してテロリストである。
どうして、こう言うことが、国際的に許されるのだ。
日本の、調査船団の乗組員の命が危険にさらさられているのに、
日本政府は何をしているのだ。
日本政府の義務の一つとして、日本人の海外に於ける安全を守ることがあるだろう。
いまや、日本人の調査船団の乗組員の皆さんが、本当に命の危険にさらされているのだ、日本政府はすぐに行動を起こさなければならない。
自衛隊の艦船を送り込むのは当然である。
水産庁の監視船を送り込むのも当然である。
このような、テロ行為を黙って見ていて、なにが日本だ。
自分の国の国民で、しかも、南氷洋まで出かけていって苦労している調査船団の乗組員が命の危険にさらされているというのに、政府が何の対策も取らないとはどう言う訳だ。
こう言う時に、動けないのなら、海上自衛隊など、さっさと解散してしまえ。
「シー・シェパード」を直ちに拿捕せよ。「シー・シェパード」の乗組員の全員を逮捕拘引せよ。
そして、今回の件で、一番責任が重いのはオーストラリア政府である。
「シー・シェパード」がオーストラリアの港を母港とするのを許し、前年既に犯罪を犯し、日本政府から逮捕要請の出ている人間をそのまま「シー・シェパード」に乗せて、「シー・シェパード」が今回このようなテロ行為をするのを許した。
オーストラリア政府の責任は重い。
日本政府が直ちにするべきことは、オーストラリア政府に、次の各項を厳しく要求することである。
- 「シー・シェパード」に直ちに、日本の調査船団に対するテロ行為を止めるように命令すること。
- 「シー・シェパード」の乗組員たち、船長を含め今回の行動に加わった人間全てをテロリストとして、重大犯罪人として、日本の司法の裁きに従うように、それらの人間を、日本政府に引渡すこと。
- 「シー・シェパード」がオーストラリアを母港とした責任をオーストラリア政府がきちんと認め、今回の日本側の受けた損害に対する賠償を直ちに行うこと。
- オーストラリア政府は、このテロリスズムを自分たち政府がそそのかしたことであることを認め、日本政府、日本国民に対して、真摯に陳謝すること。
- 「シー・シェパード」が二度とオーストラリアを母港としないように廃船にすること。
以上の要求は、極めて妥当で穏当な物である。
それを、オーストラリア政府が聞き入れない場合には、日本政府は直ちに、オーストラリアに対して制裁にふみ切るべきである。
その制裁とは、まず、
- オーストラリアと日本が今まで結んでいた友好条約を全て凍結すること。(オーストラリア政府が、日本人の生命を危険に陥れたのだから、これは、当然である。そのような国と友好条約を結んでいる意味がない)
- オーストラリアの産物の輸入を停止すること。特に、ただちに、南オーストラリアからの畜養マグロの輸入を停止すること。(これは、今回の「シー・シェパード」の件がなくてもすぐに行うべきことは以前に述べた)オーストラリア産の牛肉の輸入の停止。オーストラリア産の小麦の輸入の停止。その他、オーストラリア産の製品の輸入停止。
- 日本がオーストラリアに与えている貿易上の特恵条件を全て廃止する。
以上のことは最低の制裁事項である。
オーストラリアに、20年住んでいる私だからこそ言えることだ。
オーストラリアの不正をたださなければ、日本とオーストラリアの眞の友好関係など成り立たない。
表では笑顔を見せておいて、裏では、日本に対してテロリズムを行う。
このような国は、まともな文明国ではない。
日本政府が、腰抜けなら、日本人はそれに対抗せよ。
オーストラリアに観光旅行などに来るな。
今、オーストラリアドルが安いから、観光に来たいなどという日本人が多いかも知れない。
しかし、今は駄目だ。
オーストラリア人が反省するまで、来てはいけない。
ここまで日本人を馬鹿にし、日本人に対してテロ行為を行っているオーストラリアになんか、遊びに来るな。
世界にはもっといい場所がある。
オーストラリアが反省するまで、当分、相手にするな。
「美味しんぼ」でさんざんオーストラリアを褒めちぎった私が言うのだ。この気持ちを分かって欲しい。
正しい物は正しい。不正な物は不正だ、と言うのが私の主義だ。
私はオーストラリアという国が好きだ。
しかし、今回のことは許すわけにはいかない。
大好きなオーストラリアという国がこんな、不埒で不公正な悪事をなすことが許せないのだ。
当分、私は、オーストラリアと闘う。
読者諸姉諸兄よ、「シー・シェパード」に襲われている調査船団の乗組員の苦しさを自分の身の上に引き受けて欲しい。
私は、心から、調査船団の乗組員の皆さん、そしてそのご家族の皆様に、我々のこれまでの無力を謝罪し、皆さんの力になり励ます努力をすることを誓いたいと思います。
「シー・シェパード」を許すな、オーストラリア政府を許すな。