雁屋哲の今日もまた

2008-12-28

狂気のグリーンピース2

 昨日の記事を訂正します。
 今日、お見せするのは、読売新聞ではなく、MSN産経ニュースでした。

 シー・シェパードが体当たり、薬品入り瓶投げつける 南極海で「海幸丸」MSN産経ニュース

 水産庁に26日、入った連絡によると、南極海を航行中の日本の捕鯨船団の目視専門船「海幸丸」(新屋敷芳徳船長、乗組員25人)が、米環境保護団体シー・シェパード(SS)の抗議船から体当たりを受け、薬品入りの瓶を投げ込まれるなどの捕鯨妨害を受けた。海幸丸の乗組員らにけがはなかった。
 同庁によると、海幸丸は同日午後6時~9時ごろ、SS抗議船「スティーブ・アーウィン号」から、船体の右後方に体当たりを受けたほか、活動家から異臭のする薬品入りの瓶15個を投げつけられた。海幸丸は午後9時ごろ、抗議船を振り切った。船体の破損も軽く、今後の捕鯨調査に影響もないという。
 妨害を受けた海幸丸は約860トン。捕鯨船団は6隻で構成されているが、海幸丸は乗組員が目でミンククジラやナガスクジラを探し、観測する役割の目視専門船。直接捕鯨は行わない。
 捕鯨船団は妨害を避けるために今年11月中旬、極秘裏に日本を出発したが、SSに発見されていた。今月20日には、船団のうち目視採取船「第2勇新丸」が、約5キロまで接近されていたという。
 SSは昨シーズンの南極海での調査捕鯨でも、今年1月と3月の2回にわたって妨害を行い、捕鯨船に乗り組んだほか、薬品入り瓶を投げつけ、乗組員ら3人にけがを負わせるなどしている。さらに、前シーズンの昨年にも妨害を行っており、警視庁は活動家4人を国際手配している。

体当たりしてくるシー・シェパード

 シー・シェパードの連中が、薬品入りの瓶を投げる樣子を下記のAFPBB Newsの記事で見れる。

「シー・シェパード、日本の調査捕鯨船団を発見 妨害試みる」AFPBB News

 この薬品とは「酪酸」だと言うことだ。
「酪酸」は非常に不快な臭気を保つ液体で、皮膚などにつくと炎症を起こす。
 目にでも入ったら失明の恐れもある。
 さらに、水生動物に被害をもたらすから、水中に投じると、水生動物に被害を与える。

 航行中の船に体当たりをする、乗込んで乗務員に怪我をさせる、毒液の入った瓶を投げつけて乗務員に肉体的な被害を与え、周囲の環境を破壊する。

 この、シー・シェパードの連中のしていることは、海賊行為である。
 もし、「海幸丸」が、武装していたら、シー・シェパードを一撃の下に沈没させる権利がある。

 一体日本の水産庁や、海上自衛隊はなにをしているのか。
 日本の船が、襲われると分かっていて、なぜ護衛をつけないのだ。
 シー・シェパードがそのような暴行を働き始めたら、直ちに拿捕して、乗組員全員を海事裁判にかけるべきだ。
 日本政府が甘い態度を取っているから、グリーンピースのような、ならず者どもが、したい放題のことをしているのだ。

 シー・シェパードが今回したことは、明かなテロ行為である。
 このようなテロをどうして許しておくのか。
 グリーンピースは論理的に、どうしても反捕鯨を説明できないから、このようなテロ行為に走るのだ。

 グリーンピースは狂気の集団である。
 狂気に対しては、それ相応の応対をするべきだろう。
 しかるべき施設に入れて、精神治療を施すべきだ。
 船などを勝手に操縦させてはいけない。

 今回の件で、一番責任が大きいのは、オーストラリア政府だ。
 そもそも、近頃首相になった、ラッド自体、この不正に加担していると思われても仕方がない。
 ラッドは首相になると、すぐに中国に飛んでいき、得意の中国語で演説をして、中国人に大いに歓迎された。
 オーストラリアと中国の関係が良くなることは、大変に良いことで、めでたい。

 しかし、それから時間が経って、日本へ来たラッドは、福田首相に会うや「日本の捕鯨をやめさせろ」と注文をつけた。
 驚くべき事だ。
 そのようなことは、外交官の水準で話すべきことだろう。
 一国の総理大臣が、訪ねた先の総理大臣に対して言うようなことか。
 ラッドは、自分自身を首相以下の一事務官の地位にまで貶めたか、首相同士はどの程度の政治的会談を交わすべきか、その外交のイロハも知らないのか。
 それとも、グリーンピースに洗脳されていて、見境もなく、そんな席で言うべき事ではないことを言ってしまったのか。
 いずれにせよ、ラッドという男は情けないほど小物である。
 こう言う男に率いられている、オーストラリアという国も、未来がない。
 その証拠に、この三ヶ月で、オーストラリアのドルの価値は40数パーセン下落した。
 世界中がこの国を見かぎった証拠だろう。

 私も、こんな国は日本は見かぎるべきだと思う。

 よろしいか、ここから先は、きっちりと理性を持って読んで貰いたい。

  1. 日本は去年の、日本の捕鯨調査船に対する暴力行為で数人の人間に対して逮捕状を出している。日本とオーストラリアは互いに、罪人を引渡す条約があるはずである。
  2. その日本が求めている罪人をオーストラリア政府は引渡さない。それは、日本とオーストラリアの関係を破壊する目的なのか。
  3. その、本来日本に引渡されるべき犯罪人が、オーストラリアで自由に行動するのを許している。オーストラリア政府は、国際条約を無視している。
  4. その、悪質な犯罪人どもが、オーストラリアの港でシー・シェパードという船を仕立てるのを容認していた。要するに、オーストラリア政府は、去年に引続き、シー・シェパーが日本の捕鯨調査船に対して、海賊行為をすることを知りながら、認めていたのだ。日本との取り決めで言えば、そのような犯罪人は日本に引渡すべきだ。引渡さない段階で、オーストラリア政府は、日本との取り決めを破っている。
  5. そして、今日取り上げた、MSNのニュースだ。

 何度でも言うが、この、シー・シェパードのしていることは、世界中の船乗りから見たら、悪夢である。悪辣な海賊行為であって、如何なる弁明も通用しない。
 その場で、撃ち殺される行為である。

 私は極めて平和を愛する人間だが、平和を破壊する人間に対してはきちんとした行為を取らなければならないと考えている。
 この、シー・シェパードのしていることは、まともな理性を持つ人間なら、許すことの出来ない野蛮な行為である。

 私は、この狂犬としか言い様のないシー・シェパードと正気ではない行為を批判するが、どうじに、このシー・シェパードの基地を与え、さらに、その乗組み員の中に、日本政府から逮捕状が出ている人間を、そのまま乗組ませたオーストラリア政府を強く批判する。

 ラッドの率いるオーストラリア政府はこのテロリズムに対して、責任を取るべきだ。

 自分自身が恥ずべき行為の中心であること理解していないのか。

 私は、すべての日本人に訴えたい。
 直ちに、日本のオーストラリア大使館に抗議の電話をかけて欲しい。

 言っておくが、東京のオーストラリア大使館の日本人従業員ほど、態度の悪い人間達はいない。
 信じられないほど、同胞日本人に対して滅茶苦茶に態度が悪い。
 接近して来る日本人全部、オーストラリアに憧れていて、オーストラリアを最高の国だと思っているからオーストラリアに来たいと思っている。
 そんな人間にとっては、どんなに乱暴な態度を取っても良いように考えている。そうとしか考えられない。
 こいつらは、日本人か、そう思ったことが何度もある。
 あるいは、オーストラリア大使館内で、日本人職員はひどい扱いを受けているから、その反動で、日本人に対して、思い上がった態度取るのかも知れない。
(この、東京のオーストラリア大使館の日本人職員の態度のひどさは、全ての日本人が口にする。どうして、そんな職員をオーストラリア大使館は雇うのか。それとも、オーストラリア大使館自身が日本人に対してそのような態度を取るように規制しているのか。だから、日本で雇った日本人職員はそのオーストラリア大使館の命令に従っているのか。とにかく、凄まじく腹立たしい態度が、日本人のオーストラリア大使館の日本人に対する部局の人間の態度なんだ。
 ウソだとと思ったら、直ちに、日本のオーストラリア大使館に電話をしてご覧。
 その対応たるや、怒りをどうして収めるか、それが問題になるくらいだ。
 こんなことは、世界中で、極めて文化の低い国だけがすることだ。オーストラリアよ、いい加減にしろよ)

 ここで、きちんと話を決めておこう。

  1. 「文明国どうしでは、互いに、犯罪者は引渡す取り決めが出来ている」しかし、シー・シェパードの乗組員の中に、日本から指名手配されている人間がいるのにも拘わらず、オーストラリア政府はそれを無視した。オーストラリア政府は、犯罪者の共犯者になったのである。
  2. 今回、シー・シェパードが日本の捕鯨調査船に対する攻撃をしけることは最初から分かっていた。それを、オーストラリア政府は十分に把握していながら、シー・シェパードがこれから何をするのか分かっていて、自由にさせて置いた。オーストラリア政府はシー・シェパードの活動を自由に許していた。
  3. シー・シェパードの今回のテロ行為は、オーストラリア政府の公認の元に行われたと認定せざるをえない。オーストラリア政府はテロリストを支援している。

 さあ、読者諸姉諸兄よ、こんなオーストラリアという国が、まともな国だと思うか。

 こう言う暴力的な国には、それなりの、制裁を加え得てやらなければならない。

 どんな、制裁を加えてやるか、
 それは、また、明日。

雁屋 哲

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