雁屋哲の今日もまた

2012-12-15

小野伸二がシドニーにやって来た

今年のJリーグは、ガンバが2部に降格するなど、色々と波乱があった。
残念ながら、横浜マリノスは優勝からは遠かった。
日産スタジアムでの最終戦を見に行くことを楽しみにしていたが、去年から続けている「美味しんぼ」のための福島取材に重なってしまって行けなくなってしまった。
この取材は、1年間続けて来た福島取材の最後を締めるためにどうしても必要な取材であり、泣く泣く最終戦を諦めた。

福島で今後安全な農業が出来るのかどうか、それについては福島の人だけでなく日本中の人間が案じていることだと思う。
私は、5月と6月の田植えの準備の頃に取材をしてきたので、秋の収穫を迎えて果たして安全な米が獲れたのかどうか、どうしても知りたかった。
これは、重大なことであり、その結果の発表を聞くために福島に行かざるをえなかったのだ。
マリノスの最終戦を観戦することが出来なかったのは、今年の収穫米の検査の結果を正式に発表できるのが、どうしても12月過ぎになるという現地の事情があった。
特に、私は、去年の結果から今年は作付け禁止とされた伊達市で行われた試験田による栽培成績が気がかりだった。
その結果は、我々の危惧を覆して、大半の試験田で良い結果を上げた。
この結果から、来年はその地域の水田も作付けが許されるのではないだろうか。
この、福島での米作り挑戦の話は「美味しんぼ」の福島の真実篇で詳しく書く。

さて、そんなこんなで、シドニーに戻ってきたら、おお、なんと言う事だ、シドニーのクラブチーム「Western Sydney Wanderers」(以下WSWと略す)にあの、天才小野伸二が加入していたではないか。
オーストラリア一番の歴史と部数を持つフリーペーパー「日豪プレス」の表紙に掲載されていた。(写真はクリックすると大きくなります。)

オーストラリアのAリーグに今年から参入したWSWに小野伸二が入団することが9月28日に決まり、三十日に来豪、そして10月6日WSWの歴史的な出発の第一戦から小野伸二は出場した。
私は、秋谷にいたから、その辺のことは何も知らなかった。
頭の中は、福島のことで一杯だし、サッカーとなるとマリノスと日本代表の試合に気持ちが集中して、小野伸二がオーストラリアに移るという大事なニュースを知らなかったのは、飛んでもない失策である。
小野伸二はその後も頑張っている。
何せ、WSWは出来たばかりのチームだから、仲々上手くは行かない。
12月15日現在で、Aリーグ10チームの中で4勝5敗1分の5位である(新参のチームとしては大出来だと思うが)。
小野伸二も、これまでの報道を見ると、Aリーグの得点ランキングに顔を見せていない。
これからの活躍を大いに期待するぞ。
オーストラリアは広い国なので、アウェイの試合を見に行くのは大変だ。
21日にシドニーで試合があるので、家族5人で小野伸二を応援に行くことにした。
これまで、余り関心を払ってこなかったAリーグだが、小野伸二のWSW入団にとって、他人事ではなくなった。
小野伸二に続いて、もっと日本選手が来てくれたら有り難い。

なんだか、とても楽しくなってきたぞ。
シドニーでもサッカー観戦が楽しめるとは嬉しいじゃないか。
日本ではマリノス、シドニーではWSWね!

21日には嬉しい結果をお仕えしたい。

雁屋 哲

最近の記事

過去の記事一覧 →

著書紹介

頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ
シドニー子育て記 シュタイナー教育との出会い
美味しんぼ食談
美味しんぼ全巻
美味しんぼア・ラ・カルト
My First BIG 美味しんぼ予告
My First BIG 美味しんぼ 特別編予告
THE 美味しん本 山岡士郎 究極の反骨LIFE編
THE 美味しん本 海原雄山 至高の極意編
美味しんぼ塾
美味しんぼ塾2
美味しんぼの料理本
続・美味しんぼの料理本
豪華愛蔵版 美味しんぼ
マンガ 日本人と天皇(いそっぷ社)
マンガ 日本人と天皇(講談社)
日本人の誇り(飛鳥新社)
Copyright © 2017 Tetsu Kariya. All Rights Reserved.
掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。