以前に、日記で取り上げたターキッシュ・ブレッド・サンドイッチを、更に細かく紹介しよう。
これは我が家の定番のサンドイッチの一つ。
大変に量が豊富で、昼食として、これ一つで十分だ。
使うパンは、ターキッシュ・ブレッド。
ターキッシュ・ブレッドと言っても、実は様々な形のものがある。シドニーは移民の街で、中近東からの移民も大勢いるから、トルコ並みとは行かないまでも、幾つかの種類のターキッシュ・ブレッドが手に入る。
だが、我が家で使うターキッシュ・ブレッドはこの平べったい形のものである。
以前は、イーストを使わず、もっと薄手で歯ごたえがあり、如何にも小麦粉を練って作ったという感じのする物が有ったのだが、最近は、このようにイーストを使い、ふっくらした物しかない。
私としては、イーストを使わない、もっと薄くてしまりがあって、小麦粉そのままの味のする以前の形の物の方が好きなのだが、手に入らなくなってしまったので仕方がない。
残念ながら、トルコで、この平べったいパンのことを何と呼ぶのか私は知らない。こちらの人間が、単にターキッシュ・ブレッドと呼んでいるので、私もその様に呼ぶ。今度、トルコに行って調べて来ます。
これが、サンドイッチに使う、ターキッシュ・ブレッド。
40センチほどの長さがある。
そのパンを四つに切り分ける。
そのパンを、おいなりさんを作るときに油揚げを広げる要領で、割って広げる。
サンドイッチに入れる材料。
左回りで、レッグ・ハム、ロケット(イタリアでは、ルッコラ。自家栽培)、セミ・ドライ・トマトをオリーブ・オイルに漬けた物、ブリー・チーズ、マッシュルーム。
問題は、この、レッグ・ハムで、日本には、このハムがない。
日本のハムと言えば、プレス・ハムかロース・ハムである。
プレス・ハムはいじくり回した感じで旨みがないし、ロースハムはゆで豚みたいだ。この、レッグ・ハムは生ハムではなく、火を通してあるが、新鮮な さっぱりした自然な味わいで食べ飽きない。
どうして、日本にはこのハムがないのだろう。アメリカにも、どこにでも有るのに。
このサンドイッチはバターを使わない。その代わりに、アボカドをつかう。
アボカドの身を掬って、パンに載せる。このアボカドが、このサンドイッチの味の土台だ。
その上に、材料を載せていく。
載せたら、もう一方のパンを載せてサンドイッチにする。
それを、両面を同時に焼くことの出来る、サンドイッチ・トースターで焼く。
これが、その、サンドイッチ・トースター。
上下から平行に押して焼くので、具合がよい。
一度に、サンドイッチ4個分を焼ける。
中に入れるサンドイッチの厚さはここで調整する。
両面焼き上げると出来上がり。
出来上がりを横から見ると
アボカドが味の土台になりこってりとしているが、くどくない。
レッグ・ハムの自然な肉の旨み、融けてトロリとして、香りの強くなったブリー・チーズの濃厚な味わい、ロケットとマッシュルームの爽やかな風味、それを、セミ・ドライ・トマトの甘味と酸味が引き締めて、全体としてたっぷり豊かで、気持ちがほっこりふくらむ。
昼食としては最高。午後も仕事に取り組むぞ、という気持ちにさせてくれる。
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