色々と
1)以前、このページで、取材は、「福島の真実篇 その24」が終わってからお受けすると書きましたが、現在のところ、まだ冷静な議論をする状況にないと判断して、取材をお受けするのを先に延ばすことにしました。
私は、様々な事情があって、早くても7月の末まで、日本に戻れません。
取材はそれから、ご相談させて頂きます。
また、勝手ながら、取材のお申し込みに対して個別のお返事は差し上げられません。
現在、取材を申し込んで来られた皆様には申し訳ないことですが、ご了承下さい。
2)「美味しんぼ」の休載は、去年から決まっていたことです。
今回色々な方が編集部にご意見を述べられていますが、そのようなことに編集部が考慮して、「美味しんぼ」の休載を決めた訳ではありません。
「美味しんぼ」の「福島の真実篇」は最初単行本にして1巻の予定で始めました。
しかし取材を重ねている内に、単行本1巻ですむような事では無いことが分かり、急遽、単行本2巻で納めようと言うことになりました。
単行本2巻で納めるのは、24話が限界です。
そんな訳で、最初から、「福島の真実篇」は「24話」で終わりと決まっていたのです。
「その22」で鼻血の件を書いたところ、反響が大きく、熱心な愛読者の方からは「圧力に負けないで勇気を持って書き続けて欲しい」というお便りを数多く頂きました。
ご心配頂いた読者の方には申し訳ないのですが、その段階で原稿は書き上げてあり、作画もできあがっていたので、圧力に負けようにも負けようがなかったのです。
これからしばらく「美味しんぼ」は休載しますが、休載は過去にも何度かあり、6ヶ月以上休載したこともあります。
連載も長期化すると、原作者も、作画家も時に休みを取る必要があるのです。
「美味しんぼ」休載の事情は、以上の通りです。
ご理解くださるよう、お願いします。